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漢方治療について

漢方医学は飛鳥時代に日本に輸入され、江戸時代に確立した日本の総合医療です。

科学の進歩とともに西洋医学が発達しましたが、人の体は5000年前と大きな違いはなく、古代中国医学を基礎として日本人向けに発達した漢方医学は決して古臭いものではありません。

日本の医学部でも15年ほど前から和漢診療の授業が始まり、昨年はWHOで伝統医学病名が登録され、国際的にも広く認められるようになってきています。

出雲漢方クリニックでの漢方治療

問診票に記入していただいた後に、診察では悩んでいる症状を話していただき、舌とお腹の状態を確認して、その方に合った漢方薬を処方します。

漢方薬は医療用エキス剤と呼ばれる粉薬を処方しています。また、粉薬が苦手な方にも錠剤タイプの漢方や、カプセルタイプの漢方を用意していますのでご希望であればお申しつけください。

体の痛みに対しては漢方薬より指圧や鍼治療が得意分野ですので、対面診療ではそれを併用して治療いたします。

薬や鍼だけでなく、生活習慣や食事や入浴、睡眠の指導もしていますのでご相談ください。

頭痛・肩こり・腰痛の漢方

病院に行っても治らない慢性の痛みに鎮痛薬をたくさん飲んでいませんか?

アセトアミノフェンは肝障害、ロキソプロフェンは腎障害、麻薬系鎮痛薬は便秘など、西洋の鎮痛薬はさまざまな副作用が知られており、できれば飲みたくないと思っている方も多いかと思います。そのような悩みには漢方治療をお勧めしています。

当院ではひとりひとりの体質に合わせた漢方薬を処方し、鍼灸の適応と判断した場合には鍼治療の併用を提案いたします。その際には専属の鍼灸師を紹介します。

また、症状緩和の自分でできる漢方セルフマッサージを指導して鎮痛薬の減量を目指します。

西洋の標準治療を継続しながら、漢方薬と鍼治療を併用したハイブリッド法も効果的です。長年の痛みを抱えている患者様は、一度当院までご相談ください。

冷え性の漢方

冷え性には温め、巡らせる漢方薬を処方します。漢方薬とはり灸を併用し効果を増強させ改善を目指します。

むくみの漢方

仕事終わりに足がむくんでいて困っている方はいらっしゃいませんか?むくみを放っておくと頭痛や倦怠感にもつながり、さらなる体調不良を招いてしまいます。出雲漢方クリニックでは漢方薬とツボマッサージを組み合わせてむくみの治療をおこなっております。

治療法について詳しく知りたい方は以下のボタンからご覧ください。

むくみ治療について詳しく知る

肥満治療・痩せ漢方

肥満症や肥満に伴う高血圧症の治療を行います。むくみをとる処方と食事生活指導から始めて、患者様に合った漢方薬を探していきます。下痢や便秘が肥満の原因になっている場合はこちらの治療を優先して、無理せずリバウンドしにくい体重管理指導を行います。

過食や食欲不振にも漢方治療を行いつつ、薬膳に基づいた食生活を指導します。治療は医療用エキス製剤を用いており、保険診療も可能です。詳しく知りたい方は以下のボタンからご覧ください。

肥満治療について詳しく知る

風邪の漢方

風邪は漢方薬の得意分野です。患者さま一人一人の症状や体質、進行度に合わせて風邪の漢方薬を処方いたします。

「漢方は飲んですぐには効かない」と誤認されていますが、「風邪のひき始めに葛根湯」と知られているように、飲んで数分で効果を実感する処方も数多く存在します。

 風邪の頭痛や倦怠感に葛根湯や五苓散、咳や鼻水には小青竜湯、風邪の後の体力回復に補中益気湯、といったように、漢方医学では病気の進行度と患者の体質に合わせてさまざまな処方を選択します。

状況に合わせて西洋薬も処方していますので、ご希望の方はご相談ください。

鼻炎・アレルギーの漢方

出雲漢方クリニックの漢方外来では、「アレルギー物質があったとしても、過剰なアレルギー反応が起こらないような体質」を目指して治療を進めていきます。

そのため「鼻炎だから抗アレルギー薬」といった処方でなく、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹に胃腸の漢方薬を処方することがあります。

西洋薬でうまくいかないアレルギーの諸症状にお悩みの患者さまは、ぜひ当院までご相談ください。

アレルギー治療について詳しく知る

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