アレルギー・花粉症の漢方
院長の宮本は米国のメイヨークリニックで免疫の研究をし、日本では呼吸器科医師として30年近くの臨床経験を積んできました。
出雲漢方クリニックではその経験を活かして、鼻炎(花粉症)・喘息・アトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患の治療を行っています。
アレルギー治療の基本方針
出雲漢方クリニックの漢方外来では、「アレルギー物質があったとしても、過剰なアレルギー反応が起こらないような体質」を目指して治療を進めていきます。
そのため、体調を改善するために花粉症や蕁麻疹の患者さんに、胃腸の状態を整える漢方薬を処方することがあります。ご了承ください。
なぜアレルギー反応が起きにくい体質を目指すのか?
アレルギー反応と体調は密接に関わっている
また、体の炎症反応は環境や個人の体調(特に下痢や便秘、睡眠不足)によって大きく影響を受けます。
例えばアレルギーをお持ちの方の中には、寝不足や疲労時に鼻炎や肌荒れをいつもより強く感じた方がいるかと思います。
このように体調が悪化するとアレルギーが悪化することがあることからわかるように、体調とアレルギー反応というのは大きく影響しあってるのです。
そのために出雲漢方クリニックでは「まず患者さんの体調を整えるような漢方を処方し、その後に別の処方で治していく」というようなアプローチをしています。
アレルギー物質を完全に取り除くことは不可能
「免疫の過剰反応」と呼ばれるアレルギーは「スギ花粉症なら花粉を吸わなれけばいい」といったような単純なものではありません。
コロナ感染症で「ウイルスをマスクで完全に防ぐことができない」ことがわかったように、「日常生活を送りながら花粉やハウスダストと接触しない」ことは困難です。
西洋薬+漢方薬のハイブリッド療法
もし現在内服中のアレルギー薬(西洋薬)を続けたいと言う方がいらっしゃいましたら、西洋薬と漢方薬を併用した「ハイブリッド法」を選択することも可能になってます。
ご希望の方は受診時にご相談ください。