横隔膜で緊張を整える ― 高知の出雲漢方クリニック冠試合から
9月12日、日本トーター野球場(旧・高知市営球場)で開催された高知ファイティングドッグスの公式戦は、出雲漢方クリニックの冠試合でした。高知ファイティングドッグスは、日本プロ野球のレジェンドで現阪神タイガース監督の藤川球児投手や、メジャーリーグのレジェンド、マニー・ラミレスも活躍した球団です。
この球場は、私自身が中学・高校時代に野球部員として試合をした思い出の場所でもあります。場内アナウンスで繰り返しクリニック名が流れるのは、不思議で少し照れくさい体験でした。
プレイボールの前には、出雲漢方研究会理事で鍼灸師の吉田友一先生が始球式、奥様の菊地美香さんが国家斉唱を担当されました。お二人は「デカレンジャー夫婦」として知られ、高知県観光特使としても活動されており、試合前から球場が華やぎました。
プロ野球選手と語る“緊張のほぐし方”
試合序盤に実況室へ呼ばれ、プロ野球選手と一緒に“緊張のほぐし方”についてお話ししました。大切なのは「横隔膜を大きく動かすこと」。深呼吸で胸とお腹を揺らすこと、そして冷たい水を飲み込むという動作が横隔膜を刺激して自律神経を整えてくれます。
さらに漢方では柴胡のような生薬が、横隔膜の緊張を緩めて心身のバランスを助けてくれます。
球場の味と試合の興奮
球場では、菊地美香さんが経営する「じゅうがつついたち」の薬膳弁当と99円ビールを味わい、ゲームではプロ注目の篠崎投手を打ち崩す見事な逆転勝利。
現在阪神で活躍中の石井大智投手のような選手がまた出てくることを期待しています。
試合後は高知名物・屋台安兵衛の餃子を堪能しました。
翌日の活動と学び
翌日は漢方薬局を訪問し、10月から始める刻み生薬処方の準備を進め、その後は柴胡農園を訪れ、生薬の生産現場を見学。
夜はカツオをいただき、さらに10年ぶりのカラオケへ。朝ドラ『あんぱん』で盛り上がる高知で聴く、菊地美香さんの「アンパンマンのマーチ」が素晴らしかったです。
終わりに
学びと楽しみが詰まった三連休になりました。診療の場でも、緊張や不安を抱える患者さんに、横隔膜を大きく動かす深呼吸や冷たい水を飲み込む動作、そして柴胡を服用することをすすめています。
いずれも自律神経を整える有効な一歩になります。呼吸と養生を大切に、心身を整えていきましょう。
